「男性の結婚願望の低下はウソ!」驚きの理由とは (1/5ページ)
最近の男から結婚願望が消えつつある?
そんな話も耳にします。確かに、急激な勢いで未婚化・非婚化は進行し、若者の「恋愛離れ」や「草食化」などという言説も盛んです。
今回は、男性の結婚願望がなくなってしまったのは本当なのか、また、結婚願望のない男性と結婚するにはどうしたらいいのかについて、いろいろなデータを用いて考えてみたいと思います。
Read more
数字で見る。結婚相手に年収を求めるとなぜ婚活がうまくいかないのか
■結婚願望がない男性が増えているのはウソ
男性に結婚願望が消えつつある。恋愛離れしている。草食化している。
はたしてこれって、今にはじまったことなんでしょうか? 昔の男たちは結婚願望が旺盛だったのでしょうか?
ちがいます。いつの時代も結婚願望のある男の比率は変わっていません。
まずはその話からしたいと思います。
◇「結婚したい人9割説」のからくり
若者の結婚願望の低下を耳にする一方で、「独身者の9割は結婚したいと思っている! というニュースを見たよ」という方もいらっしゃるでしょう。
それ自体は本当です。
このデータは、「出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所)」の独身者調査結果に基づくもので、未婚化や少子化のニュースの際には、必ずといっていいほど使われます。
詳しくいうと、直近の2015年の調査結果では、未婚男性の85.7%、未婚女性の89.3%が「いずれ結婚するつもり」と回答しています(対象は18~34歳未婚者)。
だから、「9割が結婚したがっている」という理屈につながるんでしょうが、それは正確性を欠きます。
実は、この設問には、選択肢が「いずれ結婚するつもり」か「一生結婚するつもりはない」の2つしかないのです。二者択一なんです。