「自分から辞めて」50歳以上を待ち受ける企業のホンネとは (1/3ページ)

新刊JP

『会社を50代で辞めて勝つ! 「終わった人」にならないための45のルール』(集英社刊)の著者、高田敦史さん
『会社を50代で辞めて勝つ! 「終わった人」にならないための45のルール』(集英社刊)の著者、高田敦史さん

終身雇用制度が崩壊し、大企業が早期退職者を募ることが珍しくなくなった今、企業側が特に「50歳前後以降」の社員に対して「自主的に辞めてほしい」と考えている現実が垣間見える。

この状況で、50歳以降のビジネスパーソンはどのように働いていけばいいのだろうか。年々居心地が悪くなるのに耐えて定年まで働き続けることが苦にならないのなら問題ない。しかし、そうでない人は?

『会社を50代で辞めて勝つ! 「終わった人」にならないための45のルール』(集英社刊)は、この年代のビジネスパーソンに向けて、会社を辞め、独立してフリーランスとして生きていくという働き方を提示する。今回は著者の高田敦史さんに、この生き方が可能な人と会社に残った方がいい人の違いや、会社を辞める前にやるべきことなどをうかがった。

■「50代以上の社員は辞めてくれ」が企業のホンネ ――『会社を50代で辞めて勝つ! 「終わった人」にならないための45のルール』は、会社員人生の曲がり角ともいえる50代以降の働き方、生き方について考えさせられる内容でした。まず、今50代前後の人を取り巻く環境についてお話をうかがえればと思います。

高田:今社会で起きていることとして、政府を中心に定年の年齢を徐々に引き上げようとしている動きがあげられます。定年は60歳から65歳になり、更には70歳まで働ける環境整備を進めようとしています。しかし、「高齢者の活用」を謳ったこのような動きの裏側には年金財政の危機を解消するという目的があるわけです。

一方で企業の方は、高齢者をいつまでも雇いたいかというとそんなことはなくて、コストがかかるし、できれば自分から辞めていただきたいというのが本音です。それで早期退職勧告制度を作ったりしているわけです。

――「会社側のホンネ」として、早く辞めてほしい人の年齢が、おおむね「50歳前後以降」という。

高田:そうですね。組織は基本的にピラミッド型ですから、上の方に行けなかった人は、若い人と同じ仕事をすることになるわけです。

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