正夢とは? 5つの特徴と予知夢との違い (2/4ページ)
人に話すことによって、相手の反応に自身の心が左右され、すると潜在意識にもそれが伝わっていくという図式です。
例え話をしましょう。「試験に合格する」という夢を見たとします。
この夢の内容を人に話したとき「あなたの実力で合格するはずがない」と言われたり、言葉にしないまでも「そんなはずがない」という雰囲気を感じ取ったりしたとしたら、潜在意識にも「合格は不可能」という信号が送られることになります。
するとあなた自身は「合格できない」という潜在意識をもつことになり、どうせ不合格ならば勉強などという苦しい努力をしなくてもいいとさえ思うようになってしまう。そして結果として「試験に失敗」してしまう……。
これが「正夢を人に話すと叶わなくなる」ことの仕組みなのです。
■正夢を見分ける5つの特徴
では、どんな夢が正夢なのでしょうか。正夢を見分ける特徴を整理してみましょう。
◇(1)明け方に見た夢
明け方、目覚めの直前に見る夢は正夢の可能性が高いとされています。
現実と夢との境界線がはっきりしていない状態のときは、顕在意識がまだはっきりと目覚めた状態ではありません。つまり潜在意識の働きかけが強いため、正夢となりやすいのです。
◇(2)何度も見る夢
何度も同じ夢を見た場合、それは正夢である可能性が高いでしょう。
潜在意識が私たち自身に「こんなことが起きるよ!」と強くアピールしていると思ってください。「正夢であることに早く気づいて!」という潜在意識からの声かもしれません。
◇(3)現実味がある夢
妙な現実味を持つのも、正夢の特徴のひとつ。
夢の内容というものは非現実的ででたらめなことが多いものですが、手触りがリアルだったり、夢そのものが非常に現実的な内容だったり、香りをはっきりと覚えていたり……、それは正夢だからなのかも。