回転寿司、ラーメン、ハンバーガー…外食チェーン「外国産/国産食材比率」をアンケート調査! (2/3ページ)
「義務化はしていませんが、国として企業が自主的に原産地表示を行うための指針を示した形です。その後、外食産業のみならず、中食(総菜やコンビニ弁当などの調理済み食品を自宅で食べること)が注目されるようになり、今年2月に業界団体(日本フードサービス協会)でも中食を含めて、外食産業の原産地表示のガイドラインを作ったばかりです」(同省・食料産業局外食産業室)
このように外食チェーンも消費者のニーズに応え、すべての食材ではないにせよ、HPなどで原産地情報を公表するようになった。
そこで本誌は、読者がランチでお世話になりそうな外食チェーン(牛丼・ラーメン・ファミレス・ハンバーガー・中華・うどん・回転ずし)20社を店舗数などに基づいてピックアップ。代表的なランチメニューの全食材について産地(国名)をアンケート調査した。
ところが、アンケートを申し込んだ20社のうち、回答のあったのは13社のみ。回答を辞退した企業には、回転ずしチェーン2社が含まれている。
韓国産の水産物が話題になっているときだけに残念な結果となった。
■『餃子の王将』の餃子は国産率100%
読者が一度は食べたことがあるだろう、人気メニュー。たとえば、「最も注文数が多い」(『丸亀製麺』を運営するトリドールホールディングス・マーケティング部)と言う「かけうどん+かしわ天」のほか、「大分を発祥とする当社の人気メニュー」(『ジョイフル』広報室室長)である「とり天定食」など。また、「1973年に日本の大手チェーンで初めて発売したテリヤキバーガー」(モスフードサービス広報IRグループ)、「人気バーガーランキング(2019年1月〜4月)で1位のダブルチーズバーガー」(日本マクドナルド広報部)と、各チェーンがイチ押しするメニューばかり。
数字を見ると、国産率100%は『餃子の王将』の「餃子」だけ。数字にはかなりバラツキがあり、13社中、5社が国産率50%を下回っている。50%以上であっても“なんとかクリア……”というのが現状。外国産なくして外食チェーンが成り立たない現実を反映している。