今までの醤油は一体何だったのか! 江戸伝統製法の『江戸造り醤油「玄蕃蔵・玄蕃蔵生」』で料理レベルアップ! (2/4ページ)
今回使用するのは2018年9月9日に蔵出しされたものである。
■「玄蕃蔵」(450ml・希望小売価格 税抜2000円・2019年9月9日発売・7月31日まで予約受付)
まずは江戸時代の伝統製法にこだわって仕上げられた「玄蕃蔵」から。発酵~熟成がすすみ搾り出された醤油に加熱により火を入れた昔ながらの味わいで、つけ、かけに、煮物、焼き物など幅広い食材・料理に使われている。
江戸造りと言っても容器は近年の技術を駆使した密閉ボトルを使用。そのため、かけたい量をかけたい場所に使えるのが嬉しい。時間がたっても酸化しづらく、蔵出しから時間が経っても伝統の味を損ねることなく楽しめる。
今回は味をストレートに感じるために、豆腐にかけていただこう。
大さじ1(15ml)あたりのエネルギーは18kcal、食塩相当量2.2g
ツーっとかけると分かるその香ばしさ。芯のある強い香りが鼻孔を刺激し、その濃厚さを漂わせる。
口に入れると期待通り、豆腐の水気に負けないほどの濃厚な味わいが口中に広がっていく。記者が普段使っている醤油と比べるとその差は明らかで、塩分や旨味の深みがしっかりと感じられる。