認知症の不可解な言動の理由は?適切な接し方がマンガでわかる! (2/2ページ)

新刊JP

理由がわかれば適切な接し方が考えられるようになり、介護する人の心が軽くなって優しく接することができるようになるはずです。認知症の人に向ける目線も変わり、介護をする側、される側、双方にとって大きなメリットになるのです。

表紙

■来るべき「認知症とともに生きる社会」に向けた具体的なヒントが満載

川畑さんによれば「認知症の症状は①不安→②不満→③不信→④不穏の4つの段階を経て進行していく」とのこと。

記憶が苦手になると、認知症の人は「何かがおかしい」と不安や孤独感に苛まれます。何度も同じことを聞くのは、そんな不安を解消するためです。

それなのに、家族から「何度も言ったでしょう?」と叱責されたり、「ハイハイ」などとおざなりな対応をされたりすると、ご本人には「不満」が募り、やがて周囲への「不信」につながります。やがて「不穏」、つまり「心穏やかでない状態」になり、介護の抵抗や暴言・暴力へと進んでしまうのです。

そこで、適切な接し方ができれば、認知症の人が不安にさいなまれることなく生活でき、症状の進行を防ぐことができるのです。

「認知症と診断されると何もかもわからなくなってしまう」「認知症の人は家族も不幸になってしまう」認知症には、未だにそんなイメージが根強く存在します。しかし実は、認知症と診断されたからといって急に何もかもわからなくなるわけではありません。また、認知症の人の心は最後まで残っているそう。適切なケアができれば、認知症の人の自尊心が守られ、自信を回復でき、最後までその人らしい人生を送ることができます。

政府は今年の6月18日、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年に向けて「共生」と「予防」の二本柱で、認知症になっても自分らしく暮らせる社会の実現を目指す方針を決定しました。今後、認知症の人をいかに理解し、接するかはますます重要な課題となっていくことが予想されます。
本書を読めば、来るべき「認知症とともに生きる社会」に向けた、たくさんのヒントが得られるのではないでしょうか。

(新刊JP編集部)

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