八百長が関係してる?同部屋、血縁者同士など大相撲で絶対に組まれない対戦がある理由 (1/2ページ)

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八百長が関係してる?同部屋、血縁者同士など大相撲で絶対に組まれない対戦がある理由

本場所で決して組まれない取組み

大相撲に欠かせないのが、毎日の取組みです。特に終盤戦になると、優勝争いの上位を走る力士同士の取組みが組まれることも増え、大相撲ファンとしては目が離せません。

ところで、大相撲の取組みには「絶対に対戦が組まれることはない組み合わせ」が存在するってご存知ですか?

同部屋対決

まず組まれることがないのは、同じ部屋の力士同士の対戦。

1965(昭和40)年初場所までは、同じ部屋だけでなく「時津風一門」「立浪一門」などの同じ一門・系統の力士同士は対戦しないという「一門系統別総当たり制」により、取組みが組まれていました。

しかしこの制度には、実力者の多くいる一門が有利となり不公平が生じるという、大きな問題がありました。

そこでこの問題の解決と、相撲人気の回復を目指して導入されたのが、現行の「部屋別総当たり制」です。

しかし優勝決定戦を行う場合は、同部屋でも対戦する可能性があります。

兄弟・従兄弟など4親等以内の血縁者同士

部屋が違っていても、兄弟・従兄弟・叔父と甥などの4親等以内の親族に当たる者同士の場合、本割で取組みは組まれません。他の力士の姉や妹と結婚して「義兄弟」になった場合にも、取組みが組まれることはなくなります。

よく知られた兄弟力士といえば若貴兄弟ですが、彼らは同部屋でしかも兄弟だったため、本割では絶対に取組みが組まれることはありませんでした。

若貴兄弟が唯一対戦したのは、1995(平成7)年11月場所の優勝決定戦です。

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