情報セキュリティの専門家が指摘する「ビットコインの消滅」と「新たな暗号貨幣・クリプトキャッシュの登場」 (4/4ページ)

新刊JP

中村氏の開発した「クリプトキャッシュ」とは、「完全暗号」を使ったデジタルマネーで、離れた場所にいる二人が暗号鍵をネット上で送らないのにも関わらず、各々の暗号を更新していく点がポイント。
その本体は英数文字からなる記号列で、誰が、いつ、いくらの金額で発行したか等の情報を暗号化したものだ。その記号列を取引相手に渡せば、現金と同じようにその場で決済が完了するという。

今、日本は急速にキャッシュレス化が進んでいるが、一方で今後もセキュリティ面で大きな問題が起こるだろう。私たちの「お金」の安全はどのように達成されるのか。そこで使われる新たな技術が社会にどう影響を与えるのか。それを考える上で大きな示唆を与えてくれる一冊といえる。

(新刊JP編集部)

*1…クレジットカード不正利用被害の集計結果について(一般社団法人日本クレジット協会/平成30年12月28日発表)
https://www.j-credit.or.jp/download/news20181228b.pdf

*2…平成29年中におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(警察庁/平成30年3月22日発表)
2-(2) インターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生状況等より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/H29_cyber_jousei.pdf

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