両手両足切断の女性、原因は“犬に舐められたこと” 壮絶体験に「信じられない」と驚愕の声が殺到 (1/3ページ)

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両手両足切断の女性、原因は“犬に舐められたこと” 壮絶体験に「信じられない」と驚愕の声が殺到

 飼い犬と楽しいひとときを過ごしたあと、具合が悪くなり横になって、目が覚めたら自分の両手両足がなくなっていたという、悪夢のような出来事がアメリカで発生した。

 海外ニュースサイト『FOX8』は7月31日、米オハイオ州に住む女性が、犬に舐められたことが原因と思われる感染症にかかり、両手両足を一部切断したと伝えた。

 同記事によると、マリー・トレイナーさんは、夫のマシューさんとともに、5月初旬にカリブ海での休暇を終えて帰宅。家族や飼い犬と再会した後、マリーさんは、吐き気と背中の痛みを感じてソファーに横になって寝たそうだ。当初、マリーさんはインフルエンザに罹ったと思ったという。しかし、突然高熱が出たと思ったら、35度まで下がるなど様子が違ったため、マシューさんは、マリーさんを連れて急いで病院に向かった。

 病院では集中治療対策チームが組まれ、懸命の治療を施すも、数時間後にマリーさんは敗血症を発症。症状は悪化の一途をたどったという。マリーさんの家族は病院の医師らから、手足は壊疽(えそ)を起こしており、四肢を一部切断しないと命の危険があることを伝えられた。入院から10日後、目を覚ましたマリーさんは両腕の一部と両脚の膝下が切断されていることを知り、パニックになったそうだ。

 医師は当初、熱帯病を疑っていたが、マリーさんの血液から検出されたのは、カプノサイトファーガという細菌だった。マリーさんの腕には小さな傷があり、飼い犬に舐められた時に、傷口からこの菌が侵入したのではないかと見られている。

 病院の医師は、「カプノサイトファーガは犬の唾液によくいる細菌。猫の保有率は低い。この細菌は毒性が高く、ヒトの免疫機能を低下させる能力があり、大きな血栓を形成する。これが血流を阻害するので、細胞組織の壊疽につながる。カプノサイトファーガに感染しても重症化するのはまれであり、重症化は100万人に1人の割合と推定される」と同記事の取材に対し語っている。

 マリーさんは最初の手術以降、これまでに8回の手術を受け、7月31日現在、義肢を装着してのリハビリを始めたそうだ。マリーさんは、「手足を切断した事実を受け入れるのはとても大変です」と同記事の取材に対し語っている。

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