成功者たちが頼る「運」という力 その正体とは…? (2/4ページ)

新刊JP

――本書には「成功者は神仏のパワーを使っている」というところで事例もあげられています。

道幸:私は経営コンサルタント業をしているので、経営者とお話することが多いのですが、実際に神社や寺院を大事にされている方が多いですね。また、クライアントの方から「突き抜けた経営者は神社や神様を大事にしている」という話をうかがって調べてみると、松下幸之助は伊勢神宮の崇敬会会長でしたし、出光佐三は宗像大社を崇敬していました。確かにそうだと。

――「神頼み」という言葉だと、非科学的なイメージを持ちます。道幸さんは「超現実主義」から神道家への道に入るわけですが、ビジネスという合理的な考え方が要求されるフィールドにいる人が神仏に頼るのはどうしてなのでしょうか。

道幸:自分自身は経営コンサルで数字が最も大事だと思ってやっきましたけど、20年仕事をしてきて気づいたことは、マーケティングは7割、そして3割は目に見えない力が大事ということなんです。それが信仰であり、日本人でいえば神仏なのかなと。

この割合は人によって異なるのでしょうが、成功している人は神仏の力を無視していません。箱根神社(九頭龍神社)の玉垣には長嶋茂雄さんや秋元康さんの名前があります。箱根神社は龍神で有名ですが、彼らは龍神と縁があるということです。

――松下幸之助は「運」を大事にされたそうですが、その「運」というのは神仏のパワーと考えても良いのでしょうか。

道幸:私自身はそう捉えています。松下幸之助は先ほど言ったように伊勢神宮を崇敬していましたし、浅草の浅草寺にも奉納しています。また辯天宗への信仰も有名ですよね。そういう意味では彼は神仏オタクだったのだと思います。その結果、「経営の神様」と彼自身が呼ばれるようになった。

――成功者はどのようにして神仏のパワーを借りるのですか?

道幸:そういった方々はお金と時間を割いていますよね。松下幸之助や出光佐三以外にも西武グループの創始者である堤康次郎は箱根神社を崇敬していました。

神社にお参りに行く時間は無駄だと考える人もいるかもしれないけど、そうではないんです。時間とお金を割くことで、「自分は守られている」という感覚を身に付けられます。

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