新幹線改札「不安な人」はこちらへ 東京駅で始まった取り組みが「合理的」と話題に (1/2ページ)

Jタウンネット

東京駅の案内(提供:JR東海)
東京駅の案内(提供:JR東海)

読者の皆さんは新幹線をどれほど利用するだろうか。仕事で頻繁に使う、年に1~2回帰省や旅行で使うだけなど、人によってその頻度は様々だ。

あまり使わない人は在来線と仕組みが違う改札に引っかかってしまうこともあるはず。自分が改札を止めたせいで後ろの人に迷惑が――と後ろめたさを感じる人にとって、朗報ともいえる取り組みがJR東京駅で始まった。

それは、「ご不安な方」「よく使われる方」というカテゴリで改札を分けるというものだ。


東京駅の案内(提供:JR東海)

改札の混雑緩和にも一役買いそうな取り組みだが、JR東海にはどういった思惑があったのだろうか。

夏休みシーズンにあわせて

この案内は2019年8月2日から、東海道新幹線の南乗換改札のみで実施されている。元々は「慣れていない方」と「慣れた方」との振り分けが行われていたが、16日から「ご不安な方」と「よく使われる方」と表記が見直された。

ツイッターでは表記変更前から、

「みんなが必要としている『わかりやすい案内』とは、細かい説明とかではなく、もっと手前の部分だったのかなと思った案内看板でした」
「ほんとこれしてくれると嬉しい。なれてない人たちで自動改札全て塞がれる時あるからねぇ」
「これは素敵な対応。慣れてない人の後ろとか、割と長旅ではイライラしていまうのでねー」

といった反応が寄せられている。

駅の様子(提供:JR東海)
駅の様子(提供:JR東海)

確かによく使う人にとっては改札をふさがれず、スムーズに進めるといったメリットもある。

Jタウンネットでは8月6日、JR東海の広報部東京広報室の担当者に質問を送付。その回答が19日にあった。

今まで設置されていなかったというこの案内。どのような経緯で設置されたのか。

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