ワインでわかる地球温暖化。6世紀以上にわたるブドウ収穫記録から1988年以降の急激な気候変動が明らかに(フランス) (2/3ページ)
1980年半ば以降の温暖化の加速傾向が、ブドウの収穫記録によってこれほど明確に際立つとは予想していなかった。これらの記録を見る限り、1988年以降30年間の地球温暖化による例外的な特徴は、誰の目に見ても明らかだ。(フィスター教授)

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・気温上昇はワインの質に大きな影響を与える
ワインの有名産地として地球温暖化の影響を受けているのは、もちろんフランスだけではない。西ヨーロッパ全体の気候の変化が、近年前例のないものとなっている。

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しかし特に、ワインの産地として名高いフランスでは、温暖化により気温上昇が続けば、ブドウの収穫に大きな打撃を与え、高品質のワイン生産が困難になる可能性あると懸念されている。
繊細なブドウは、気温が上がると酸味が落ち、糖度が増す。すると、発酵によるアルコール度数が上がり、ワイン全体の風味に大きく影響を及ぼすことになってしまう。ブドウ栽培は、気候と密接に関連しているのだ。

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近い将来、地球温暖化への対応としては、これまでブドウ栽培を一般化していなかった場所や国での生産がなされる可能性もあるようで、ワイン好きなら気になるところだろう。