ワインでわかる地球温暖化。6世紀以上にわたるブドウ収穫記録から1988年以降の急激な気候変動が明らかに(フランス) (3/3ページ)
・「ブドウの収穫日は気候の研究に適用できる」と研究者
今回の研究でラベー博士らは、ワインの収穫日が早まっていることが、地球温暖化が既に30年も続いているという更なる証拠になることを示唆しており、気候と降雨に非常に敏感なブドウの収穫日を、気候の研究の代用として十分使用できると述べている。
一方で、気候科学者らは地球温暖化など地球全体を示す状況においては、単独の場所を例に挙げることにしばしば警告を促している。というのも、地域の栽培状況は様々な要因により変化するからだ。
だが、ラベー博士が今回発表したものは、長期にわたる気候記録の情報源として研究に使用される、年輪や氷床コア、石筍(せきじゅん)などといった間接的測定よりもはるかに正確であるとされている。
この研究論文は、8月29日に情報サイト『Climate of the Past』で発表された。
References:iflscience.comなど / written by Scarlet / edited by parumo