地球の生命力を感じる神秘的な噴火。海の底で燃え上がる世界8つの海底火山 (6/7ページ)
アキシャル海山は、オレゴン海岸から480kmの沖に位置し、コアキシャル海山やアキシャル火山とも呼ばれている。
噴火口で見られる、溶岩がまるでガラス質の枕のようになった奇妙な構造は、海水による急激な冷却作用によるものだ。
カッブ=アイケルベルク海山群(Cobb-Eickelberg Seamount Chain)の噴火活動の中心であり、同海山群で一番若い火山でもある。
海底から1100m隆起するこの火山は、1998年や2011年など、近年でも何度か噴火しており、2015年にもその兆候が観測された。
構造がシンプルで、火山活動が定期的であることから、これまで詳細に研究をすることができた珍しい海底火山だ。
・2. マルシリ海山

image credit:Carmela Capardo
イタリアのブーツの甲の上には、きわめて危険な海底火山がある。
縦70km、幅30kmのマルシリ海山はヨーロッパ最大の海底火山で、山頂はティレニア海の海面から450mの下にある。
この海底火山が危険なのは噴火のマグマのせいばかりではなく、それによって津波が発生する恐れもあるからだ。
イタリア国立地球物理学火山研究所は、マルシリ海山は不安定であり、崩壊するリスクがあると述べている。
そのようなことがあれば、膨大なマグマが噴出するという大惨事になるだろう。そのマグマの噴出によって地中海に津波が発生し、イタリアのシチリア島、カラブリア州、カンパニア州をはじめとする各地に襲いかかる。