照強・炎鵬「大相撲新星」対談!炎鵬「照強さんを初めて見た時は金髪で…」 (2/2ページ)

日刊大衆

最後2番勝って、なんとか勝ち越せたからよかったけど。

照 勝ち越しを決めたとき、お前、土俵下で泣いてたよな? キュンキュンしたよ(笑)。

炎 エッ? 泣いてないですよ(笑)。確かにちょっとヤバかったけど、支度部屋に帰ってから泣きました。

照 コイツの、こういうところがカワイイのよ(笑)。同級生なんだけどね。

■小ささは武器

炎 僕が照強さんを初めて見たのは、中3の全国大会(全国都道府県中学校相撲選手権大会)のとき。僕ら相撲の選手は、だいたい坊主とか五分刈りとかなんですけど、一人だけ金髪で目立っていた(笑)! 「変なヤツがいるな」って。

照 正確には、金髪じゃなくて、茶髪なんだよ(笑)。でも、なんか色が気にくわなくて、その後の全国大会のときは黒に染め直した。

炎 そこでは怖くて話したりすることはなかったんですけど、あの金髪の子が中学を卒業したら、伊勢ヶ濱部屋に入るという話は、あの時点で広まっていましたからね。僕はその頃も体が小さかったから、力士になろうなんて気持ちはこれっぽっちもなかった。相撲のチームメイトだった大きな達(現幕内・輝)は、中卒で力士になったけど……。

照 そう考えると、あれから10年近くがたって、大相撲の土俵で一緒に相撲を取っていること自体、不思議だよな。でも、オレは炎鵬との取り組みには自信を持ってるんだ。同じくらいの身長で高さが一緒だから、押しやすい。炎鵬はオレより15キロくらい軽いから、パーッと持っていけるんだよ。たまに炎鵬と相撲の話をすることもあるけど、お互い、考え方は似ているよな。オレらは「小兵、小兵」と言われるでしょ? だけど、小さいからこそ下から入って押していけるし、相手を術中にはめることもできる。小さくて困ることはほぼないんじゃないかな?

炎 僕も小さい体を生かした相撲を取ることを心がけているので、小ささは武器だと考えてますね。

 この続きは9月9日発売の『週刊大衆』で。

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