今年は9月13日!十五夜のお楽しみ「中秋の名月」に関する雑学を紹介します! (2/4ページ)

Japaaan

それでも月が出ないなら、その翌晩は「寝待月(ねまちづき)」。とうとう寝転がってしまいました。

……とまぁこんな具合で月が出るまで延々と待ち続け、地域によっては二十三夜とか二十六夜まで毎晩深夜まで遊興に耽ったそうですが、とかく娯楽の少ない時代でしたから、月に託(かこつ)けて呑んで騒いでしたかったのでしょう。

中秋?それとも仲秋?一文字違いで微妙にニュアンスが異なる

ある時、問い合わせがありました。

「手紙の文言にチュウシュウの名月と書く時、チュウの字は中か?仲か?」

結論から言えば、中秋と仲秋のどちらも正しいのですが、この一文字で微妙にニュアンスが異なります。

中秋の名月:旧暦で8月15日から16日にかけての晩に出る月

仲秋の名月:旧暦で8月1日から末日(30日)の毎晩に出る月

「中秋」とはその名の通り「秋のど真ん中」を表わし、旧暦における秋の期間は7月1日から9月30日の90日間。だから8月15日から16日にかけての夜が、ちょうど真ん中に当たることになります。

(※旧暦は1月から12月まですべて30日間となっています)

秋の三兄弟(イメージ)

「仲秋」とは「秋の次男坊(二番目の一か月。旧暦8月)」を意味しており、旧暦における秋の3ヶ月間を三兄弟に見立てて、長男は「孟秋(もうしゅう。旧暦7月)」、三男は「季秋(きしゅう。旧暦9月)」と呼びます。

ちなみに、それぞれの頭文字は古代中国人の字(あざな。成人男性の通称)から採ったもので、孟とは「はじめ」を意味して、『三国志』で有名な曹操は長男ですが、字を孟徳と言います。

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