「私は悪くない~自分ルールが強い女の恋愛事情~」 失敗した過去の恋愛からわかること (3/4ページ)

ハウコレ

それにわがまま言ってもなんだかんだ許してくれて優しかったし」

そんな彼女たちが別れることになったのは付き合ってからたった1ヶ月後のこと。

「私が帰りたくないって駄々をこねて、車から降りなかったから。その状況に怒った彼は、『もう無理!別れる!降りろ!』って。あんまり怒られることなかったから、びっくりして謝って車を降りたんだけど、連絡もシカトされて。次の日もメールで、別れたくない、もうわがまま言わないからって謝ったんだけど、連絡こなくて。そしたらその状況になんか腹立っちゃって」

逆切れ(笑)どこまでもわがまま・・・。

「もういいわ!ってメールして、普通にバイトにいったの。そしたら相手も普通に話しかけてきて、今日はどこ行く?みたいな。私は別れること決心してたから、また付き合うとかは考えてなかったけど、別に遊んだりするのはいいやって思って、そこから1年くらい付き合ってるころと変わらない感じで一緒にいたかな。その年のクリスマスに、もう一度付き合ってって言われたけど、もう別れたんだから無理だよって言って断った。逃した魚は大きかったって思えばいいんだ」

切り替えが早いうえに、ずいぶんと自分の価値をあげておられる・・・。

彼女はちょっとそういう節があるようだ。高校2年生まで振られ続け彼氏が出来なかったのになぜそんな自信があるのか・・・。

「彼と一緒に居た時間はとても楽しかった。いつもバカなことを言ったりして笑わせてくれたし、話も上手だった。でも、本当にバカな人だった。彼の大学の新学期のオリエンテーションを一緒に聞きに行ったとき、高校生の私でも話の途中で『え?これ4年生の内容?』と思うような話だったから、前に居る学生に『これって何年生のオリエンテーション?』と彼に聞いてもらうと、なんと返ってきた答えは3年生。『4年生のは何時から?』と聞くと、昨日でしたよ。と・・・その当時は、本当バカだねぇなんて言って爆笑して楽しかったけど、今考えると、そういう基本的なことすらちゃんとしていない人だったんだなって思う。」

「それに、将来性もなかったし。彼は結局大学は卒業せず中退して、就職もせず、パチンコやスロットでお金を稼ぐこともあった。

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