電力自由化で損しない「一番安い電気代」指南! (3/4ページ)

日刊大衆

「その分、電力量料金は少し割高になりますが、それでも多くの世帯で電気代が安くなるはず」(前同)

 余談になるが、子どもが巣立って4人家族から2人暮らしになっても、4人当時と変わらぬ40A契約のままで、高い基本料金を払い続けているケースは少なくないそうだ。「40Aを30Aに1つ下げるだけで、基本料金は安くなる。現在の契約内容をしっかり把握することも、電気代を安くあげるためのポイントとなります」(同)

■切り替えるときの手順は?

 では、検討を重ねて実際に電力会社を切り替えるとき、どんな手順で進めればいいのだろう。「切り替えは、新旧契約会社のどちらにも連絡や訪問が必要な携帯電話のキャリア変更と比べると、とても簡単。新しく契約したい電力会社に連絡して、手続きをするだけです」(同)

 その際には、現在契約中のデータが3つ必要になる。「契約者の名義」と「供給地点番号」「お客さま番号」だ。これは電気の検針票にすべて記載されている。

「ご家庭のメーターが、国策として20年代早期に全世帯導入を進めているスマートメーターに交換されていれば、2~3日後には切り替えが完了します」(同)

 スマートメーターへの交換がまだでも、切り替えの申し込みをすることで優先的に交換してもらえ、立ち合いも不要。国策だけに、もちろん費用は無料だ。申し込みから1か月以内には切り替えが終了するという。

■加入プランに要注意

 だが、電力切り替えにあたっては、気をつけてほしいポイントもある。「ネットには、電気代が安くなるといわれて新電力に切り替えたら、逆に高くなったという口コミも散見されます。考えられるのは、加入プラン選びの間違い。夜間の電気代が安く、昼間は高いプランを選んだのに、むしろ昼間に電気をたくさん消費するようになってしまったという場合は、当然、電気代は上がってしまいますからね」(ジャーナリスト)

 さらに、多数の事業者の中には、ヤバい会社も紛れ込んでいるようだ。強引なゴリ押し営業によって契約させられてしまったという報告例も増えているという。

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