恋愛はボランティアじゃない。「おごられ方がなってない!」と怒る男子ってなんなの? (1/3ページ)
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恋愛コラム
デートのときに「おごられ方がなってない」とダメ出しする男子は少なからず存在します。
「おごられ方ってなんだよ!」とツッコミたくなるわけですが、決して「おごられ上手」になろうということではなく、そこに秘められた男子の深層心理を眺めつつ、男子の「〜してあげたのに!」欲求の本質について考えてみたいと思います。
自分が好きでごちそうしておきながら、相手にも自分が満足するだけの誠意や感謝を求めようというのは、なんだか勝手ですよね。
ボランティアをしておきながら、してあげた相手に対して「なんでお礼の品とかをくれないんだよ!」と怒っているみたいで、かなり違和感があります。
恋愛がボランティアなんだとしたら、女子に対して「おごられ方」なんていうものを求めるのは、完全にルール違反、失格な行動なわけです。
「おごられ方」なんてよくわからないものを求めるくらいなら、はじめからおごらなきゃいいだけです。
それでもどうして、男子は「おごられ方がなってない」女子におごるのでしょうか。それはやっぱり、そこに恋愛感情があるからです。
好きだから、相手に何かをしてあげたい。そしてその気持ちは、決して見返りを求めない感情じゃありません。
男子としては、彼女や気になる女子にごちそうをして、「かっこいい」と思われたい(おごるだけでかっこいいと思われると考えていることは安直かもしれませんが)、そして、もっと好きになってもらいたい。
だからこそ、男子はおごるし、おごった結果、相手の女子の反応が、イマイチ(おごってもらえることが当たり前と思ってそうとか)だと、イラっとするわけです。
たしかに自分がしたいことを自分の意思でしているけれども、それが功を奏しないと、凹んでしまう。場合によっては、相手に当たってしまう。