男は自信を失っているときに浮気をしがちである

ハウコレ

男は自信を失っているときに浮気をしがちである



以前、テレビで痴漢犯罪についての特集をやっているのを見かけました。僕は、痴漢というととんでもない性癖の変態が犯すような犯罪をイメージしていたのですが、実態はそうではないようです。

なんと痴漢を犯してしまう人の大半は、普段は真面目で誠実であり、周囲からは信頼されている人なのだそうです。

番組では性犯罪の原因として「真面目すぎるがゆえのストレス」を挙げていましたが、この真面目すぎる故のストレスは、実は浮気の原因にもなりえます。

■男性は自信を失っているときに性欲が高まる説

僕自身の話で恐縮ですが、僕はかれこれ浮気というものをまだされたこともしたこともないのですが、自分が女グセの悪くなった時期がかつて一度だけありました。

それはビジネスに失敗し、自分自身の自信を完全に喪失したときです。そのときは、新しい女性との出会いを求めまくっていました。今振り返ってみると、他に自分の自尊心を埋められそうなものがなかったのが原因だと思います。

この経験をして以来、知り合いの男性が「今、無駄に性欲が高まっている」というたびに、「最近、自信なくすようなことなかった?」と聞くようにしているのですが、7割〜8割ぐらいの確率でYESが取れます。

これは統計的な裏をとっているわけではないので、まだ信憑性がない仮説ではありますが、男性は「心の中にある隙間をセックスという行為によって穴埋めしようとする」傾向にあるのではないでしょうか。

■男性はセックスすることで自尊心を高めようとしている

男性にとってのセックスは、自分自身の力を感じるために行うものだという側面を持っています。

女性には大変失礼な話ですが、男性がメンタルをやられている時のセックスには、「支配している感覚」を得たいという欲求が隠されているのです。

「女性をこの俺が喜ばせているんだ!」という感情を得るによって、自己重要感を高めようとしてしまうのです。(ただ、実際にはそれは根本的な解決にはならないのですけどね)

僕の場合は彼女がいなかったので浮気にはならなかったものの、こういう場合の浮ついた気持ちには、彼女の有無はあまり影響しません。

彼女はもうすでに「手に入れているもの」であるために、そこから自己重要感を感じにくいのです。そのため、彼女とのセックスでは自己重要感を手に入れられないと思ってしまい、他の女性とのセックスを求めてしまうのです。

この「自信を取り戻したい」という欲求が、真面目すぎる故のストレスからくる反動で性欲の方に反映されてしまい、浮気やときには犯罪までも起こしてしまう原因になると僕は考えています。

■自信を取り戻すと浮ついた気持ちがおさまる

それを証拠に一旦自信をを取り戻すと、それまでめちゃくちゃ高かった性欲が一気に鎮まります。セックスで自己重要感を得る必要がなくなるからです。

仕事で結果が出て褒められた、他の女性と接することで身近に素晴らしい女性がいることに改めて気づいた、など人それぞれいろんなキッカケがありますが、正直何がキッカケで自信を取り戻すのかはわかりません。

もし女性の皆さんにリクエストできるのだとしたら、「信じて応援してあげて欲しい」んです。

自信を取り戻すまで信じて待つ。女性にとってこれほどの苦行はないかもしれません。客観的に見れば「浮気するかもしれないけど、それは本心じゃないから信じてくれ」と言っているようなもので、完全なる言い訳です。

しかしその男性が根っからのグズでなければ、遅かれ早かれ自分の過ちに気づくことができるはずです。実際に、浮ついた気持ちがあっても、彼女の献身的な気持ちが誤った行動を踏みとどまらせることができた、という意見もよく聞きます。

その「信じてくれた」という経験が、女性へのさらなる愛情を深めるきっかけにもなるのです。

もし、あなたの普段は真面目な彼が最近ちょっと怪しいぞ、と思うのであれば、できれば粗探しをするのではなく「メンタルがやられている可能性」を探ってみてください。そうすれば最悪の結末を逃れることができるかもしれません。(川口美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)

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