羽生結弦、今季プログラムに秘めた「皇帝秘話」と「幼少期の憧れ」 (1/2ページ)

日刊大衆

羽生結弦、今季プログラムに秘めた「皇帝秘話」と「幼少期の憧れ」

 今季初戦となるオータムクラシックで、見事優勝を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦(24)。本番まで伏せられていた羽生の今シーズンのプログラムは、ショート、フリーともに昨シーズンと同じ再演だった。

「意外な選択にも思えましたが、オータムクラシック後のインタビューで“とにかく4回転半(クワッドアクセル)を跳びたい。アクセルを跳べたうえで『origin』を完璧にしたい” “3年、4年かかったとしてもこのプログラムを成し遂げたい”と語り、再演となったフリープログラム『origin』への強い意欲を語っていました」(スポ―ツライター)

 昨年に続き羽生が演じるフリープログラム「origin」は、五輪で金メダル2個、銀メダルを2個獲得しているロシアの“皇帝”こと、エフゲニー・プルシェンコ(36)の代表作だ。

「羽生の『origin』は、プルシェンコ自身が“人生において最も大切なプログラムの1つ”と語る『ニジンスキーに捧ぐ』をオマージュしたものです。プルシェンコといえば、羽生が子供の頃から憧れ、最も尊敬するスケーターの1人。その選手の大切な作品とあって、羽生のこのプログラムに対する思いはひときわ強いのです。 “『origin』に前人未踏の4回転半を加えて、最高の形で完成させたい”との強い思いから、今シーズンはプログラムを変えなかったのでしょう」(前出のスポ―ツライター)

 昨シーズンは4回転半を組み込むことは叶わなかったが、今シーズンは「今は4回転半をやるためにスケートをやっているし、そのために生きている」と、並々ならぬ意欲を見せている羽生。

「新しいジャンプに挑戦し続ける羽生の姿勢もまた、プルシェンコの思いを汲んでいるといえます。

「羽生結弦、今季プログラムに秘めた「皇帝秘話」と「幼少期の憧れ」」のページです。デイリーニュースオンラインは、エフゲニー・プルシェンコ羽生結弦フィギュアスケートエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧