巨人・原VS日本代表・稲葉「イチロー争奪戦」全舞台裏 (4/4ページ)
〈急ピッチでチームを編成しなければなりませんでした。私は監督就任が決まったらすぐ、イチローに電話をしました。実はイチローとは、毎年オフに1度食事を共にする間柄でした。監督就任直後に電話で、「お前中心のチームを組むから」と言ったら、イチローはひと言だけ「原さん、分かった」と。それで十分でした。彼のおかげで、当時のメジャーリーガー達がほとんど集まってくれました〉
イチロー氏のほうも、原監督を慕っているとされ、「決勝の韓国戦で打てたのは、原さんのおかげ。ずっと不調だった自分を、我慢して使い続けてくれた」と周囲に話しているという。
こうした両者の関係を知ってか、イチロー氏が3月21日に引退会見を開く直前、球界関係者の間には“怪情報”が流れたという。
「その日、マリナーズのイチローが8回にベンチに下がったところで、突如“試合後にイチロー選手の記者会見がある”とアナウンスがあったんです。そこで、“ああ、引退するんだな”と分かったんですが、知り合いの球界関係者から電話がかかってきて、“イチローが、巨人のヘッドコーチやるんだってね”って言われたんです。“そんなわけないですよ”と答えたんですが、その日、“イチローが巨人のコーチに就任”という情報が出回っていたみたいですね」(引退試合を取材した巨人担当記者)
今季、原巨人には、なぜかヘッドコーチが不在だ。「吉村禎章打撃コーチがヘッドを兼任しているともいわれますが、これは体裁を考えてのこと。原さんは、わざと空けているんでしょう。裏読みすれば、これが“イチロー枠”である可能性もありますね」(前同)
“孤高の天才”イチローは、どんな決断を下すのか。この続きは、現在発売中の『週刊大衆』10月14日号で。