部屋に多数残された唾で特定、逮捕された泥棒の目的は刑務所で見る「有料チャンネル」! (2/2ページ)
同記事によると、日本国内で、犯罪総数に占める65歳以上の高齢者による犯罪数の割合が、1997年は20件に1件だったのに対し、20年後には5件に1件と大幅に増えているという。また、2016年に有罪となった65歳以上の高齢者約2500人中、3分の1が常習犯で、過去に5回以上の有罪判決を受けていたそうだ。
高齢者の犯罪の多くは万引きなどの窃盗だという。取材を受けた元受刑者の男性は、62歳の時、わざと自転車を盗み、その自転車を持って「自分が盗んだ」と警察に出頭。懲役1年の実刑判決を受けたそうだ。これが初犯だったが、貧困から、「刑務所の中ならただで生活できる」と思って盗みを働いたという男性は、その後も犯罪を繰り返し、刑務所を出たり入ったりしているという。
日本の刑務所に高齢者が増えている背景について、日本経済に詳しいオーストラリア出身の人口統計学者は、「日本で、年金暮らしの高齢者が公的年金だけで生活していくのは非常に困難だ。多くの高齢受刑者は貧困から、無料で1日3食食べられる刑務所に戻るために犯罪を繰り返している」と指摘。一方でこの学者は、日本では小さな盗みでも刑務所に送られると指摘。「200円のサンドイッチを盗んだら懲役2年で刑務所行きとなる可能性がある。量刑が罪に見合っているのか少し疑問だ」と語っているという。
塀の外より中の生活をあえて選ぶ人々がいるという現実は大いに考えさせられるものがある。
記事内の引用について
Ex-Con Wants to Go Back to Prison So He Can Watch Premium TV Channel for Free
https://www.odditycentral.com/news/ex-con-wants-to-go-back-to-prison-so-he-can-watch-premium-tv-channel-for-free.html
Why some Japanese pensioners want to go to jail
https://www.bbc.com/news/stories-47033704