縄文時代の人間も、猫が好きだった...? どう見てもニャンコな出土品が超かわいい (2/2ページ)

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- ken-nano (@kennano2) 2019年9月25日

これに「ネコ形土製品」と名前を付けたという学芸員によれば、実際は「ネコかどうかはわからない」とのこと。遺跡から出てくるものの中には何か分からないものもあるといい、今回の企画展ではそういう不思議なものも含めて展示している。

これもそのうちの一つで、動物かどうかも、何のために作られたものかも分からない。学芸員は、

「パッと見てネコっぽいものがあったので、ふざけてってわけじゃないですけど、『こんなものもあるけど皆さんどういう風に見えますか?』という感じで展示しています」

と話している。

ネコかどうか定かではないが、たしかにネコに見える。学芸員はこのような形の出土品は「出てきたことがない」といい、珍しい形のようだ。

「これがネコだとしても顔だけじゃないですか。顔だけ切り取った造形品ってないんですよ。大体は胴体がくっついてたり、顔だけだと土器にくっついてたりするんですけど、そういうのとはちょっと違うので」(学芸員)

ここでツイッターでもいくつかあがっていた「縄文時代にネコはいたのか」という疑問についても聞いてみた。

近年では、弥生時代の環濠集落遺跡である長崎県壱岐市のカラカミ遺跡からイエネコの骨が発掘され、これが日本最古とされている。もし「ネコ形土製品」が本当にネコであれば、縄文時代にネコがいたという大発見になるわけだが...。

「縄文時代にはオオヤマネコがいるんですよ。これはたまに発掘されます。縄文時代にネコがいたかいないかでいうと、オオヤマネコはいたということになります」(学芸員)

ネコ自体は縄文時代にもいたという。しかしオオヤマネコと人間の関係は明らかになっていないようで、

「めったに出土しないので分からないんですよね。狩りの対象でもないと思うんですけど、弥生時代の遺跡からはまったく発見されないので、縄文時代で絶滅したんじゃないかとも言われています」

とのことだ。

もしこれがネコだとしたら、縄文時代の人はこれを見ながら癒されてたりしたのだろうか。それともネコ好きの誰かへのプレゼントだったのだろうか。想像するとなんだか親近感が湧いてくる。

ネコ好きのみなさん、ぜひ足を運んでみては。

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