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　自分で購入し、あとで食べようと楽しみにとっておいた食べ物が、一緒に住んでいる家の誰かに食べられてしまう。わりとありがちな出来事だ。

　しかし、それがあまりにも頻繁に起きていたらどうする？自分のものを勝手に食べてしまっているのが同棲中の婚約者だったら？

　どれほど相手のことを愛していても、どうしてもシェアしたくないものというのは、誰にだって存在するものなのかもしれない。この男性の場合、それがチョコだ。

　婚約者の女性に、自分が買い置きしておいたチョコレートを頻繁に盗み食いされていることがどうしても我慢ならなかった男性は、こんな方法を使ってチョコを守ることにしたようだ。
・全てをシェアする仲でも、チョコだけは別！？

　イギリスに住むデーヴ・ウィリアムズさんは、婚約者のステイシー・ロウエさんに自分が取り置きしてあったチョコレートを頻繁に盗み食いされることに、どうにも我慢がならなかったようだ。

　人生のパートナーとして共に歩んでいくことを決意した相手が、自分に黙って、しかも自分のために買い置きしていたものを悪びれずに盗み食いしていたことに対してのちょっとした復讐心からか、デーヴさんは冷蔵庫にセーフティボックスを設置し、その中にチョコレートを入れた。


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　他の全てをシェアするのは構わないが、チョコレートだけは別、というデーヴさんの頑なな意思が透けて見える。

　そして、クリアなセーフティボックスの中に納まっているチョコレートも透けて見えており、いつものようにチョコをつまみ食いしようとしたステイシーさんは、パートナーがした予防策に猛烈な怒りを感じた。


・フェイスブックで怒りをシェア

　9月12日、ステイシーさんは自身のフェイスブックアカウントで、冷蔵庫に設置されたセーフティボックスの写真とともに怒りのメッセージを投稿した。

一緒に家を買って、子供も一緒に育てていて、しかも婚約までして結婚式の計画も立てているっていうのに、コレよ！

デーヴったら、私ともう二度とチョコをシェアしたくない一心で、冷蔵庫にセーフティボックスをつけたのよ！　　

これって、確実に別れの原因になるんじゃない？彼を欲しい人はいますか？

ったくもう、サイテー！

・セーフティボックスがプレゼントで届く

　デーヴさんにしてやられたことで、「私も自分のセーフティボックス買おうかな」と綴っていたステイシーさん。

しかし、この投稿が拡散されると、誰かがステイシーさんにデーヴさんと同じセーフティボックス「LOCKABOX」をプレゼントしたようだ。

　9月24日のフェイスブックで、７つのセーフティボックスの写真を投稿したステイシーさんは、このように記している。

やったわ！私もゲットよ！これで、私もこの中にチョコを置いておけるから、デーヴは手出しができないわ。親切なギフトを本当にありがとう！

ちなみに、デーヴは私のセーフティボックスのコードを推測しようとしていたみたいだけど、開けることはできなかったわ。ザマーミロ！ね

　これで互いにチョコを奪い合うことなく、また盗み食いする必要もなくなったわけだ。



　大切なチョコを頻繁に食べられていたデーヴさんとしては、今回自分のセーフティボックスを所有することになったステイシーさんに、きっと今は満足していることだろう。

written by Scarlet / edited by parumo