地球外知的生命体が太陽を周回する小惑星から地球人を監視しているかもしれない(アメリカ物理学者の主張) (2/4ページ)
そして、ついにコンタクトが図られれば、リアルタイムの通信機器となるのだ。
それまでは、我々の生物圏や文明について、定期的に報告し続けてきた。
この探査機は「ブレイスウェル・プローブ(Bracewell probe)」と呼ばれ、その後も検証が重ねられてきたが、現時点でそれが存在するという証拠は見つかっていない。
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・監視に最適な場所は?
今回、ベンフォード氏が論じているのは、我々を極秘に観察するブレイスウェル・プローブ——すなわちラーカーを設置する太陽系内の理想的な場所についてだ。
彼によると、極秘かつ長期的に自動で稼働しなければならないラーカーを設置するなら、岩石の地球近傍天体のうち、「共有軌道天体(co-orbital object)」と呼ばれるものがふさわしいだろうという。
共有軌道天体は、その名のとおり、太陽の周囲を地球と同じような軌道で公転する天体だ。また太陽のみならず、重力によって地球とも結びついており、太陽を周りつつも地球のそばに寄り添う。
実際に発見された共有軌道天体はそれほど多くはないが、地球に一番近いものとしては、NASAが”地球の相棒"と呼ぶ小惑星「2016 HO3」が知られている。