「実直さ」はもういらない?これから評価されるビジネスパーソンの特徴 (1/3ページ)

新刊JP

『「まだない仕事」で稼ぐ方法』(ワニブックス刊)の著者、吉角裕一朗さん
『「まだない仕事」で稼ぐ方法』(ワニブックス刊)の著者、吉角裕一朗さん

テクノロジーが爆発的な速さで発達し、AIやロボットに人間の仕事が奪われると言われて久しい。ビジネスも人生もテクノロジーと共存していくことが求められる今、私たちに必要なものとは何なのか?もっと具体的に言おう。これからの時代「食っていける人」とはどんな人なのか?

『「まだない仕事」で稼ぐ方法』(ワニブックス刊)はこの問いを考えるヒントを与えてくれる一冊。夢を挫折し、何もないところから起業して年商10億円、年収1億円を達成した著者、吉角裕一朗さんが、未来への知見を授けていく。吉角さんが考える、これからの時代を作っていく人とはどんな人なのか。そしてこの本をどんな人のために書いたのか。ご本人にお話をうかがった。

■「がんばって働かないこと」がこれからのビジネスパーソンの素養 ――『「まだない仕事」で稼ぐ方法』はこれから実現する可能性がある新しい技術を網羅的に提示しています。読ませていただいて、新しい社会の姿や、そこで生きていくために必要な考え方や行動について考えさせられました。「自分も変わらなければいけないな」と覚悟ができたといいますか。

吉角:そう思ってもらえたならありがたいですね。

――「ドラえもん」の秘密道具はすでに実現しつつある、という切り口は面白いですね。2000種類あまりある秘密道具の中で、似たような機能を持つものが実現しているものがどれくらいあるのか調べたとお聞きしました。

吉角:調べました。ドラえもんの道具が全部載っているウェブページがあるんですけど、それをア行からワ行まで見ていきました。

――その結果、5%くらいは実現していると。

吉角:そうですね。 僕が知る限りなので、実際はもっと多いのかもしれません。

――「ほんやくこんにゃく」のように言語を転換するものなどは、すでに多くのツールがありますね。調べてみてどんな感想を持ちましたか?

吉角:結構のび太って鬱屈しているんだなと(笑)。基本的にネガティブだし、「こうなったらいいな」という願望も、前向きなものよりは、人の心をコントロールしてやりたいというような「黒い」動機が多かったり。

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