宇宙で育てる人工肉は本格的な肉。3Dプリンターを使って動物細胞を培養 (3/4ページ)
宇宙ステーションの少ない資源でも培養可能
この生産プロセスは、筋肉に備わっている自然の再生能力をマネしており、従来の畜産業では必要になる資源がなくてもお肉を作ることができる。
宇宙ステーションでは備蓄できる資源に限りがあるために、こうしたことは特に重要だ。
たとえば、従来の牧畜では牛肉1キロを作るためには2万リットル近くの水が必要になる。しかし培養肉ならば、その10分の1程度で足りる。
放牧をするための広い土地だっていらないし、何より速い。数分もあれば調理可能なお肉が仕上がるために、開発チームが「ミニッツ・ステーキ」と呼んでいるくらいだ。
image by:nocamels
なおNASAは今、レタス・イチゴ・ニンジン・ジャガイモなどが収穫できる宇宙ガーデンなるものも開発中だとのこと。
もしかしたら未来のスーパーの棚には、宇宙産と印字されたラベルが貼られたお肉やお野菜なんかが並んでいるのかもしれない。