鳥の脳に記憶を植え付けて新しい歌を覚えさせることに成功。人間への応用にも期待(米研究) (2/3ページ)
光で神経細胞の中にある感光性タンパク質に干渉すれば、神経細胞が発火するタイミングを操ることができる。これによって高次発声中枢に情報を送っている「Nif」という感覚運動野の活動を変えてしまうのだ。
実験では光を一定のリズムで点滅させることで、点滅の長さに相当する音の長さの記憶をキンカチョウの脳に植え付けることに成功。
それはちょうど父鳥が小鳥に歌の指導をしているようなものだった。

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・いずれは父鳥がいなくても完全にさえずり方を学べる可能性
今回対象となった高次発声中枢と「Nif」との連携は、鳥が歌をさえずるために不可欠である、と『Science』(10月4日付)で報告されている。
鳥が歌を学習した後で両領域の連絡を断ち切ったとしても、その鳥は特に問題なく歌をさえずることができる。
ところが歌を学ぶ前に断ち切ってしまうと、何度さえずりを聴かせようとも決して歌うようにはならないそうだ。

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鳥が完全な歌をさえずるためには音価の記憶だけでは足りない。ほかにも音の高さといったメロディに関する部分も学習しなければならない。
ロバーツ氏は、
今回テストした脳の2領域は、パズルの1ピースにすぎない。