「富久」の伏線が回収。古今亭志ん生の物語の完結「いだてん」第39話振り返り (1/2ページ)
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「いだてん」第39話「懐かしの満州」が放送されました。
第一部の金栗四三の物語から語りとして関わる一方、主人公周辺のエピソードに時折絡んでいた古今亭志ん生(美濃部孝蔵)。
(古今亭志ん生が動いてしゃべる貴重な動画はこちら)
これまでも志ん生のエピソードが大きく取り上げられることはありましたが、39話にして初めて当事者として描かれたような気がします。
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第1話で、「志ん生の富久は絶品」と書かれた父のハガキを手に志ん生の元を訪れ、弟子入りした五りん。彼がシマの孫で、そして小松勝の息子であることが徐々に明かされてきましたが、39話ではようやく父の残したメッセージにたどり着きました。
五りんが志ん生に頼まれ用意した酒がウォッカだった(勘違いでウォッカを選んだ)ことから、志ん生はウォッカの思い出の地・満州で小松勝に出会った話を語り、ここで若いころの志ん生の物語は完結します。