SNSで強気になってしまう人がいるのはなぜ? #もやもや解決ゼミ (3/4ページ)

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「正義の味方」になれてしまうことも一因になりうる

さらに、SNSで強気になる人が多いのは「正義」という価値観が重視されているためという考え方もあります。「法的に正しいから」「道義的に正しいから」と重箱の隅をつついてまでも言い立てる人がいますが、これは正義がバックにあると思っているからですね。

例えばネット上で、お母さんの作ったお弁当の写真を見て「栄養素に偏りがある」などと言い立てたりする人がいますが、普段の日常生活では、「言っても大きなお世話だろうから」と考えてわざわざ発言しないでしょう。

しかし、ネッ上では正義重視の価値観をもとに強気に発言しても、正義の味方になれてしまう。「自分は正しい」という思いが強気な態度を誘発し、また強化するわけです。

そんなに人は強気になっていないのかもしれない

というように、ネット上には人を強気にさせる環境があり、その環境が人を強気にさせているといえるのです。

しかし一方で、実は「そんなに人は強気になっていないではないか?」という見方もできます。ネット上で強気な発言をする人は実はそれほど多くなく、全体の1%ほどにすぎず、その人々が全体の2割の発言を行うというリサーチもあります。

そうした少数の人々の発言が目立つため、あたかも強気な人が多いように感じるというわけです。また、「リツイート」の量などは非常に注目されますが、しかしリツイートは元のツイートに同意するものばかりでしょうか?

キツい発言があったとして、それをネタとしてリツイートする人だっているはずですが、リツイートの量だけ見るとあたかも大量の人が賛同しているかのように思えます。SNSで強気になる人が多いというのは、一方で「多く見えているだけ」という側面もあると思います。

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