SNSで強気になってしまう人がいるのはなぜ? #もやもや解決ゼミ (1/4ページ)

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日常に潜むもやもやを学術的に解決する「もやもや解決ゼミ」。
SNSでは、普段の生活ではなかなかできないようなキツい発言を見かけることもありますよね。ふだんは優しい人なのに、ネット上の発言ではとげとげしく攻撃的になってしまっている人を見かけた経験はないでしょうか。

なぜ、SNSで強気になってしまう人がいるのか? 社会学者でネットワークコミュニケーションの専門家、武蔵大学の粉川一郎教授に回答してもらいました!

90年代から「匿名性」「非言語要素がない」で説明されてきたけど……

ネット上で発言がキツくなる傾向があるというのは、1990年代初頭の掲示板が一般的になった時代から指摘されてきました。古典的な説明では、主に以下の2点がその理由とされます。

1.匿名だから
2.非言語情報がないから


匿名性が高いネット上では、自分の発言に責任を取ることがありません。そのため普段の生活ではできないような厳しい発言をしてしまうという説明です。

2ですが、人間は普段の生活では「目の動き」「声の調子」「身ぶり」など、非言語情報から相手の真意をくみ取り、コミュニケーションを取っています
しかし、これらの要素がないと、相手に伝わっていないと感じてしまい、気を付けないとキツく受け取られる表現になりがちです。

例えば、メールの文面だけだと相手に思ったように伝わらないと感じることはありませんか? 逆に、メールの文面だけだと相手が何を感じているか不安になることはありませんか? 本人は何気なく書いたつもりなのに、相手に「怒っている」ととられたりするのは、非言語情報がないためともいえるのです。

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