モテるためにギャップを演出しようだなんて最もモテない人間のやることですよ? (1/2ページ)
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恋愛アップデート計画
「ギャップにキュンとする」という意見は確かに多い。それは認めます。
しかし、だからと言って「ギャップを作ろう」とするのは間違いです。そういう人は「ギャップ」とは何かを本質的に理解できていないと言えます。
他人にギャップを感じるときめいてしまう理由は「意外性」ではないのです。大事なのは「人間らしさ」なのです。
男性から好まれる女性の三大ギャップは、・ツンデレ・真面目系ドジ・清楚な痴女
であり、女性に好まれる男性の三大ギャップは・優しいヤンキー・仕事のできる甘えん坊・クールな男の悔し涙
あたりだと思うのですが、どのギャップも共通して「対極にありそうな特徴が同時に存在して」います。
「安くて高品質」と言われると自動的に気になってしまうように、対極にある特徴を同時に並べられると、それ見た人の中で「え、どういうことなの?」という混乱が起こります。
この「混乱」が、「本当のところはどっちなんだろう?」という興味を沸かせ、その人を魅力的に感じさせるのです。
美容雑誌や恋愛指南本は「ギャップは作れる!」と声高に叫びますが、たとえ一時的にギャップを作り出せたとしても、長期的にそれを維持するのはほぼ不可能です。
なぜならその特徴がその人の中に存在しないものだからです。
優しくないヤンキーが、いくら優しさを装ったところで、本当は優しくないわけですから、どこかでは本質がバレてしまいます。同様に、ボーイッシュな女性が、男ウケを狙ってガーリーな服を身にまとっても、「自分らしくいられない」ので遅かれ早かれ限界がきます。
ギャップは作ろうと思えば作れるのかもしれませんが、残念ながら「作られたギャップ」程度のものに惹かれる相手なんて、大した人ではありません。