植物が世界初の自撮りに成功(イギリス) (1/5ページ)
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イギリス・ロンドン動物園の熱帯雨林コーナーに展示されているシダ植物が、世界初の自撮りに成功したとして、現在大きな注目を集めている。
今回のトライアルで研究者らは、シダ植物から発生した廃棄エネルギーを使用して、20秒ごとの自撮りができたことを明らかにした。
日光の少ない地域に生息する植物が、低レベルのエネルギーを生産し、燃料電池を供給する能力は、遠隔地の熱帯雨林の特性をモニタリングできる可能性を示唆し、自然の脅威への重要な理解となるようだ。
London Zoo teaching plant to take selfies
・シダ植物が世界初の自撮りに成功
ロンドン動物学会(ZSL)は、ロンドン動物園の熱帯雨林展示コーナーにある“ピート”と名付けられたシダ植物が、燃料電池が利用できるエネルギーを作り出し、それを利用して20秒ごとに自撮りをすることができたことを発表した。
研究者によると、1つの燃料電池で0.1ミリワットの電力を生成できるという。
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今年の初め、ZSLの科学者らは熱帯雨林コーナーに微生物燃料電池を設置し、ピートが自撮りできるようにした。