愛される彼女が「今日何食べたい?」と彼にいちいち聞かない理由 (2/2ページ)
その日常的で自然で「当たり前のように」彼を気にしている愛情の出し方が、「結婚したり一緒に住んだら、毎日、日常的に幸せを感じられるんだろうな」って予感させる。
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もちろんこうやって「たまにカツ丼とか食べたくならない?」という彼の発言を思い出してメニューを決めても、たまたまその日は、カツ丼気分じゃなくてしょうが焼き気分かもしれません。当然その危険ははらんでる。
でも上で書いたように、彼が感動しているのは「俺が今日食べたいものをどんぴしゃで作ってくれるシェフ感」よりも、「俺の話をちゃんと聞いてくれていた事実」そのものなんです。仮に今日の彼がしょうが焼き気分でも、「あ、覚えててくれたんだめっちゃ嬉しい」って感激しながら、カツ丼をおいしく味わってくれるんですよ。
もちろん手料理の場面だけじゃありません。彼が、「映画を見るときはポップコーンとコーラだわ」と言っていたのを聞けば、次のお家デートで「あ、今日たぶん一緒に映画見る」と思った日には、彼にこの2つを持って行ってあげましょう。
彼が「ワックス切れそー」と言っていたのを聞けば、今度薬局行ったときに思い出して同じのを買っておいてあげましょう(もしも彼がすでに買っていても、いつか使えばいいので無駄にはなりません)。
彼が「にんじん苦手」と言っていたのなら、カレーを作るときにはにんじんなしか、にんじんを小さく切ったのを作ってあげましょう。
彼と過ごす全ての時間の中に「幸せの種」が隠れています。特別な才能がいることでも、特別な訓練がいることでもありません。
彼との会話に「幸せの種」が隠れていると知ることと、あとはそれをただ「覚えておく」だけじゃなくて、どんどん彼に向けて実践していくこと。これだけです。
本当に愛される彼女は、彼氏に「何してほしい?」と聞いて、その要望を叶えてあげられる彼女よりも、そう聞かずとも、「彼はこれをしてほしいはず」と推測できる彼女であるはずです。
たとえその推測が外れていても、そんなことは彼にとってはどうでもいい。「俺の話をちゃんと聞いてくれている彼女」ということの価値のほうがはるかに大きいから。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)