こんな大学生活送ってみたい? 大学のサークルが舞台の映画 (3/4ページ)

学生の窓口

MITブラックジャッククラブのメンバーは確率計算を行い、ラスベガスのディーラーに挑むのですが……というストーリー。

大学生の若者たちが「頭」を使って、ラスベガスの「大人たち」に一泡吹かせるさまが痛快な映画です(ラストはちょっと切ないのですが……)。残念なことに現在ではカウンティングの技術は「反則」となっており、ラスベガスのブラックジャックのテーブルでこれを行うとつまみ出されてしまいます。

※マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)を「MIT(ミット)」という通称で呼ぶのは日本など一部の国だけだそうです。

『グレート・ディベーター 栄光の教室』(2007年)

「ディベート部」かく戦えり!

人種差別が激しい時代に、大学にディベート部を作り、黒人の若者たちを育てたメルビン・B・トルソンという人物の事跡を基にした作品です。

1935年のアメリカ合衆国、人種差別が激しいテキサス州が舞台です。この時代の南部では、白人と黒人で通う大学が違うなど、教育現場でも人種による隔離が行われていました。ワイリー大学で文学を教えるメルビン・B・トルソン教授は、「Wiley Forensic Society」という「ディベート部」(討論部)を作ります。人種差別をなくすよう黒人の権利を堂々と主張できる若者たちを育てるためでした。

トルソン教授は4人の学生を選抜し、ディベートのテクニックを教え込みます。「ディベートは戦いだ。君たちの言葉が武器になる」というトルソン教授の熱心な指導によって、学生たちは弁論のスキルを上げていきます。ついには、白人の名門ハーバード大学とディベートで対決することになり……というストーリーです。

人種差別が当たり前だった時代に、暴力ではなく、言葉によって戦う学生の姿が見る者を感動させます。デンゼル・ワシントン、フォレスト・ウィテカーというアカデミー賞受賞俳優2人の名演が光る作品です。

最後に、気の合う仲間同士が集った「同人サークル」のような2組のチームが世界を変えた! という映画をご紹介します。

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