背の高い人は、背の低い人と比べて速い時間の流れを生きているという説。それはなぜか? (1/3ページ)
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それはほんの僅かの差だ。だが、背の高い人は低い人よりも時間の流れが速いという。
相対性理論が予言する現象「時間の遅れ」は、2人の観察者がいるとき、互いの相対的な速度差により、または重力場に対して異なる状態にあることによって、2人が測定した経過時間に差が出る。つまりは時間の進み方が異なるということだ。
これが背の高さによる時間の流れの差になるというのだ。
・時間の流れは速度と重力が関係
時間は光速に近づくほどにゆっくりと流れるようになる。
たとえば、地球上に時計を置き、さらに光速に近い速度で宇宙を航行する宇宙船の中にも時計を置くとしよう。すると宇宙船の中の時計はずっとゆっくりと進むことになる。地球に比べて、時間の流れが遅くなるからだ。
また、時間の遅れは速度だけでなく、重力によっても生じる。だから重力を発生している地球の近くほど時間がゆっくりと流れるようになる。反対に、地球から離れれば時間の流れは速くなる。
これが相対性理論が予言した「時間の遅れ」という現象だ。