245匹の動物、夫婦、子供3人、愛人が同居 児童虐待と動物虐待容疑で逮捕、子供の健康状態に心配の声 (1/3ページ)

リアルライブ

245匹の動物、夫婦、子供3人、愛人が同居 児童虐待と動物虐待容疑で逮捕、子供の健康状態に心配の声

 自宅でペットを飼う人は多い。しかし、度が過ぎると弊害が起こることもあるようだ。

 海外ニュースサイト『clickorlando』は、劣悪な環境下で子育てをしながら動物飼育をしていた大人3人が児童虐待と動物虐待の容疑で逮捕されたと10月21日に報じた。

 同記事によると10月20日、米フロリダ州の警察が児童の生活環境を確認しようと民家を訪問。すると、57歳の夫と49歳の妻、8、9、10の子供3人、43歳の夫の恋人の合計6人が一つ屋根の下に暮らしていたという。また、犬4匹、猫2匹、ネズミ178匹、フクロモモンガ10匹、鳥14羽のほか、フトアゴヒゲトカ、ヒョウモントカゲモドキ、ハリネズミ、ヤモリ、カメ、ウサギなど全部で14種類、245匹の動物がいたという。

 子供たちと動物にとってふさわしくない環境であることは一目瞭然で、強烈なアンモニア臭が立ち込める家の中は、腐敗した食べ物や動物の死骸、糞尿にまみれていたそうだ。足首の高さまでゴミで埋まった子供部屋にはマットレスのない二段ベッドが置かれていたという。

 警察はこれまでに5回この家を訪問したことがあったが、家の中の確認はできなかったようだ。妻と恋人の両方と別れ、子供3人を連れて家を出る決心をした夫が、子供を連れていくことを妻に拒否されたため「この家が子供にとって健全な生活環境であるかチェックしてほしい」と警察に要請。これを受け、初めて警察が家の中に立ち入ったという。

 警察によると子供たちは、適切に飼育できなくなるほど動物が増え、飼い主の生活が破綻する「多頭飼育崩壊」を起こした家で、劣悪な環境に耐えながら日常生活を送っていたそうだ。警察はその場で、夫と妻、恋人の3人を児童虐待と動物虐待の容疑で逮捕したという。

 3人の子供たちは当局に保護され親族に引き渡された。また、動物は保護団体に引き取られたという。動物が保護された時、ケージ内には水や食べ物がなく、ノミが寄生し、毛が抜ける皮膚病にかかった動物もいたそうだ。

 このニュースが世界に広がると、ネットでは「不衛生極まりないゴミ屋敷の中で生活していた子供がかわいそう。子供に健康被害がなかったのか心配」「多頭飼育崩壊の問題は深刻だ。

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