チュートリアル徳井「真っ先切り」TBSを浄化するラガーマン社長!

日刊大衆

チュートリアル徳井「真っ先切り」TBSを浄化するラガーマン社長!

 東京国税局に約1億1800万円の申告漏れと約2000万円の所得隠しを指摘された、お笑いコンビ・チュートリアル徳井義実(44)。10月26日、所属事務所が「新たな出演・収録をすべて見合わせる」と発表した。

 徳井は、NHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺~』に、11月3日放送予定の第41話から、東京五輪の女子バレーボール日本代表の大松博文監督役で出演することが、アナウンスされていた。騒動発覚直後となる10月27日に放送された予告編では、バレーボールの練習シーンで、「死んでも立て!」と選手らに気合いを入れる徳井の声だけが流れ、姿が映ることはなかった。

 10月29日の『日刊スポーツ』によると、NHKは『いだてん』について「全編の収録が終了し、撮り直しが困難な状況ではあるが、ドラマの流れを損なわない範囲で対応可能な措置を講じて放送する」と、撮り直しではなく、徳井の出演シーンを可能な限りカットして放送する方針だと明らかにしている。

 また、徳井がレギュラー出演する、日本テレビ『人生が変わる1分間の深イイ話』と『しゃべくり007』は10月28日に放送されたものの、『深イイ話』では「この番組は8月9日に収録されたものです」というテロップが表示され、『しゃべくり007』でも「この番組は10月1日に収録したものです」と、番組冒頭にテロップが流れた。

 徳井は、日本テレビでは2番組に加え、『今夜くらべてみました』『衝撃のアノ人に会ってみた!』の4番組にレギュラー出演している。

 徳井の不祥事を受け、10月28日に定例会見を行った日本テレビの小杉善信社長は、当面の出演見合わせを発表。収録済みの番組は「最大限の編集で配慮して放送します」と説明した。

「徳井のテレビ出演をめぐり、出演シーンをカットしたり、テロップを入れるなど、各テレビ局が緊急の対応に追われています。そんな中、いち早く、徳井の出演番組の“放送休止”を決定したのがTBSでした」(キー局関係者)

■ヤラセ問題も徹底調査

 TBSは10月25日、徳井がMCを務める『人生最高レストラン』の10月26日分放送の休止を決定。TBS広報部は「(徳井の)会見後、新たな事実関係が確認されたことを鑑みた」と休止理由を説明した。

「今回、各局に先駆けてTBSがこのような対応に出たのは、TBSの佐々木卓社長の“方針”ではないかと言われています」(前出のキー局関係者)

 佐々木社長は、1982年にTBSに入社し、報道局に配属され『NEWS23』を担当。その後、編成局に配属され、2014年にはTBSホールディングの執行役員、2016年に常務、翌2017年には専務就任。昨年6月より社長に就任している。

「佐々木社長は早稲田大学のラグビー部出身。曲がったことが大嫌いで、とにかく熱い人物だといいます。入社当初に担当した『NEWS23』で司会を務めた、筑紫哲也さんの薫陶も受けたのではないでしょうか。

 9月に、TBSの『消えた天才』と『クレイジージャーニー』にヤラセがあることが立て続けに明らかになり、2番組の打ち切りが決定しました。ヤラセ問題は、内部告発で発覚したとはいえ外部から言われる前に、“番組を見てくれている視聴者のために、社内で徹底的に調べて明らかにしよう”、という佐々木社長の姿勢もあり、TBSサイドから問題を公表したようです。

 ただ、2番組を打ち切りにしたのに止まらず、チェックが甘くなりがちな海外で撮影する番組も、改めてしっかりと身体検査する体制を整えたといいます。今回の放送休止を、社長自身が直接即断したということはないかもしれませんが、佐々木氏が社長に就任してから、TBSには自浄作用、不正は許さないという気運が高まっているようです」(前出のキー局関係者)

 ラガーマン・佐々木社長の熱い思いで、TBSに良質の番組がどんどん増えていくのかも?

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