バチェラーの定義が崩壊したリアル恋愛ドキュメンタリー【後編】 (2/6ページ)
普通なら、女性に合わせて神戸を捨てて東京に行くと譲ってくれるのはやさしい男性なのですが、あくまでこれはバチェラー。そういう軸は譲らないでほしかった。
■努力不足だったバチェラー
岩間さんが自分に気持ちがないことに気づき、ラストにかけて突然焦り出したためにこうなってしまったわけですが、そもそも岩間さんを落とす努力をしていなかったバチェラーも問題。
最初にサプライズローズを渡し、その後のサプライズデートで「僕のことを好きになってほしい」と言うだけで、あとは何話も放置してれば、そりゃあ人の気持ちは動きません。
いやぁ正直驚きました。彼の気持ち、全然伝えてないんです。バチェラーという肩書きにおごって油断してしまったのかなって。そんな風に見えましたね。
■ダチョウ倶楽部の次はゆってぃを発動
加えて、バチェラーの独りよがりなところも気になりました。
食の好みの一致を大切にしているという岩間さんに、フランス料理のメインを確認せずに勝手にラム肉を注文し、挙げ句の果てには「食の好みなんてどーっでもいいんですよ!」「(自分が)帰ってきてどれだけ居心地のいい空間があるかのほうが大事。ちっちゃなこと気にしなくていいのに」と、ワカチコワカチコと挟みたくなるほどに暴君なゆってぃっぷりを発揮。
バチェラーにはどうでもよくても、岩間さんは大切にしている価値観なんだから、ちっちゃなことではないし、むしろ最重要課題。
そのとき、「あ、この人ほんまに自分のことしか考えてないな」そう思わせてくれたんですね。
■岩間さんに見えたズルさ
問題の食事シーンでバチェラーが苦味と酸味を間違えたとき、ぶどう農家の岩間さんが「やばくなーーい? それ(笑)」と小馬鹿にしていたのも冗談っぽく思えず、バチェラーを下に見ているようでびっくりしてしまいました。
全体を通して言えるのが、彼女には人に対する愛情や敬い、気づかいが見えないということ。良く言えばありのまま、悪く言えばガサツ。