貝合せって?絵師・鈴木春信の代表作「風俗四季哥仙」から江戸文化を探る!春信の魅力 その3【前編】 (4/5ページ)
このように入り組んだ洲浜形の台の上に、“風流善美を尽くした洲浜の台”を飾ったということですから、美しい海岸のたとえとされる“白砂青松”の言葉通り、白い砂と青々とした松をしつらえ、縁起の良い鶴亀や長寿を意味する翁や媼(老女)の人形を木の元に置き、不老不死の仙山として信仰される蓬莱山などをしつらえるなどして、華やかな島台という物を作って飾ったのでしょう。
島台は神が依り憑く場所とも考えられ、様々な宴に飾られました。
上記の絵の中央に置かれているのが島台です。上記の絵は結婚の宴の場面を描いたものです。江戸時代には縁起物として結婚の場にも飾られました。
鈴木春信の絵にも結婚の宴の場面を描いたものがあります。