要潤さん&上条百里奈さんにインタビュー!「あかるく・前向きに・自分ごと」として介護のイメージを変えてくれる番組がスタート (3/5ページ)
ラフな格好をしている人も多いし、施設によってはヘアカラーやマニキュアもOKなんです!
ANGIE:マニキュアも! そんなカジュアルなイメージは全くありませんでした。
【上条さん】:実際に施設にいる方は必ずしも病気の人とは限らないので、みなさんが思うような堅くて暗いイメージではないんですよ。
施設の外に出ても良い場合もありますしね。
ANGIE:介護と聞くと、どうしても閉鎖的な印象がありました。
【上条さん】:そうですよね。でも、“1人で生活できなくなったかわいそうな人”を助けるのが介護ではないんです。
ご本人の代弁者としてその人の人権を守るために、その人が納得するまで付き合うのが介護だと思っています。
ANGIE:ご本人の代弁者。とっても心惹かれる言葉ですね。
【上条さん】:私が実際に経験したエピソードなんですが、ある末期の肺がんのおじいちゃんがいたんですね。そのおじいちゃん、「どうしてもタバコが吸いたい!」って言っていて。
もちろん医師からはタバコは絶対ダメと言われていたんですけど、ふと「生きてるってなんだろう」と思って。
寿命を伸ばすことよりも、今生きている実感があることの方が大事なんじゃないかと思ったんです。それでご家族を説得して許可を得て、ベッドでタバコを吸ってもらったということがありました。
要さん:すごいエピソードですね! 「生きている実感」について考えられる上条さんもすごい。
【上条さん】:専門職じゃなくても、いろんな職業の方がさまざまな側面からご本人の代弁者になって、介護に関われることがあると思います。
それを知ってもらって、介護を自分のこととして考えてもらえたらいいなと思っています。