3月3日は曲水の宴?絵師・鈴木春信の代表作「風俗四季哥仙」から日本文化を探る!春信の魅力 その4【前編】 (1/4ページ)
前回に引き続き、江戸の浮世絵師・鈴木春信の「風俗四季哥仙」から今回は3月の「風俗四季哥仙 弥生」をご紹介します。
1月については“風俗四季哥仙 立春”を、2月については“風俗四季哥仙 竹間鶯・二月”を、3月については“風俗四季哥仙 三月”をご覧下さい。
風俗四季哥仙 弥生
鈴木春信 風俗四季哥仙 弥生 (出典:国立博物館所蔵品統合検索システム)
2月に同じく、3月にも2つの“風俗四季哥仙”があります。一つは前回ご紹介した「風俗四季哥仙 三月」そして今回の「風俗四季哥仙 弥生」です。
“弥生”は和風月名であり、日本人の四季に関する感受性の豊かさを表しています。もともとは「草木弥生月」と呼ばれていました。「弥」という文字には“ますます”という意味があり、“草木がますます生え盛る月”という意味合いでした。
では今回ご紹介する「風俗四季哥仙 弥生」に記されている歌をみてみましょう。