長嶋茂雄「爆笑&感動」すごすぎミスター伝説 (2/3ページ)

日刊大衆

当時、銀座の並木通り沿いに読売関係者御用達の割烹屋があったんですが、ミスターは、ふぐ刺しを箸でツーッとまとめて、一口で食べてしまうんですよ。ちなみに、金田正一さんも、ミスターと同じ食べ方でしたね」(前出の球界関係者)

 美食家で知るミスターだが、こんな仰天証言も。「あれは、1999年シーズンのオープン戦でした。長嶋巨人はオープン戦を優勝し、協賛していたサントリーから賞金1200万円をゲットしたんですよ。ミスターは、賞金は選手とコーチ全員で平等に分けろと指示。秘書が“約50人いるので、1人24万円くらいになります”と伝えると、ミスターは、“ふ~ん、ちょうど1食分になるじゃないか”って。1食20万円を超えるって、どんな食事なんでしょうか(笑)」(スポーツ紙デスク)

 この感覚は、長嶋家で育った息子の一茂氏にも受け継がれているという。

「現役時代のデーブ(大久保博元)さんに聞いたんですけど、ケガをしたデーブさんに、長嶋監督からお見舞いの高級メロンが届いたんだそうです。デーブさんは感激して、一茂に“桐の箱に入ったメロンなんて初めてもらった”と言ったら、一茂が“デーブさん、メロンは桐の箱に入っているに決まっているでしょ”と。長嶋家、すげ~と思ったそうです(笑)」(前同)

■親近感のわく一面も

 とはいえ、ミスターが高級品ばかり口にしているのかと言うと、そうではない。「選手時代は、朝はトースト、コーヒーにバナナ。お昼は好物の中華を腹いっぱい。これがメインで、あとは球場でうどんなんかを食べることはあっても、基本的に夕食はとらない。節制していましたね。また、宮崎キャンプの、昼食で出る学食みたいなコロッケが大好物でしたね」(夕刊紙の古参記者)

 記者などを連れて高級店に会食に行った際は、「知らない間に支払いをすませてくれているのが常。本当に金にはクリーンな人でしたよ」(前同)

 食にまつわるエピソードとともに、関係者が指摘するのが、“ど忘れぶり”だ。「監督時代の巨人のチーフトレーナーに、ハギワラさんという人がいました。

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