命の分かれ目!「死を招く」家庭内超危険スポット (3/3ページ)
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災害
家具も、いつ凶器と化すか分からない。阪神大震災を経験した男性(61)は、「突き上げるような揺れが起き、家具がまるで生き物のように飛びかかってきた」という恐怖体験を語っている。
さらに危ないのが段差だ。家の中には、玄関の他、廊下とリビング、和室と廊下の間など、至る所に段差がある。それに気づかず転倒して骨折するだけならまだしも、骨折がもとで不慮の死を遂げるケースが意外に多いのだ。
前述した「人口動態統計」で、家の中で不慮の死を遂げた理由として最も多いのが転倒事故など。特に危ないのが、65歳以上の高齢者だという。
高齢者の場合、転倒事故の8割近くが自宅で起きているといわれる。
高円寺整形外科の大村文敏院長が、こう語る。「怖いのは、転倒して骨折してしまい、それが引き金となって寝たきりになってしまうことです。転倒して大腿骨を骨折すると、手術しても1年以内に1~2割の人が死亡し、2年たつと3割までが死亡するというデータがあります。脳梗塞や心筋梗塞の手術後の数字よりも、死亡率が高いといわれているんです」
まさか骨折が原因で死ぬことになるとは夢にも思っていないだろうが、これもまた現実なのだ。「寝たきりになって肺炎や腎炎を併発し、あるいは床ずれによる感染症が死に至らしめるわけです。高齢者が寝たきりになる理由としては、骨折や関節(ひざ)疾患の運動機能障害が25%で、ダントツです」(前同)
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