愉快な歌なのに(泣)しょ、しょ、証城寺♪童謡「証城寺の狸ばやし」に歌われなかった悲しすぎる結末 (2/5ページ)

Japaaan

かくして誰も近寄らなくなった證誠寺は「お化け寺」と呼ばれ、住職など当然いませんでしたが、ある時、とある和尚が寺に住み着くようになると、狸たちは和尚を追い出そうと変化の術を試みます。

しかし、この和尚がたいそう風変りで、どんなお化けが現れようと一向に驚く様子どころか、出ていく気配も見せませんでした。

このままでは狸が廃る……万策尽きた親分狸は「どうにかして、あの和尚を驚かせてやろう」と一策を講じるのでした。

月夜の狸ばやしに大興奮!

……ある月の晩のこと。和尚さんが寝ていると、寺の庭先で何やら賑やかな音がします。

太鼓の音や笑い声……唄なんかも聞こえてきて、ワクワクした和尚さんは居ても立ってもいられなくなって庭に飛び出しました。

「おぉ……これは!」

狸ばやしにびっくり仰天(イメージ)。

見れば威勢よく腹鼓(はらつづみ)を打ち鳴らす親分狸を中心に、一緒に腹鼓を打つ者、唄う者に踊る者……みんな、みんな、何十頭の狸です。

和尚さんは確かに驚きました。お化けが怖いなんてのは当たり前ですが、狸が祭りばやしに興じている姿は、天下広しといえどなかなか見られるものではありません。

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