CMを見てサプリメントを買うな!正しいサプリ選びのポイントは? (2/4ページ)

新刊JP

体に合ったサプリメントを選んで飲んでいるのならまだいいのですが、必ずしもそうじゃないんです。健康のためにと思って選んでいるのでしょうが、うまくいっていないケースがすごく多い。医師としてもそれは問題だという意識があって、「患者が妙なサプリを飲まないようにするための本がほしい」と考えておいででした。そういう本があれば、病院の待合室に置いておくことで患者さんが読みますし「この病院の医師はサプリメントについて理解がある」というメッセージにもなるわけです。

すると、診察の際にサプリメントについての相談が出るようになりますから、それらを踏まえることで治療の精度も上がります。そういう事情があって、医療機関サイドからもサプリメントの本を書いてくれないかと言われていたんです。

――医師の方は、お話にあったようにサプリメントを頭から否定してしまうものなのでしょうか。

田村:そちらの方が多数派かもしれません。少なくとも、治療に関係があると考えている医師の方はまだ少数派だと思います。

――サプリメントのアドバイスを専門的に行う方はいないのか?という疑問があります。

田村:サプリメントのアドバイザーの資格がありますから、そういう方もいるにはいるのですが、その資格を現場で使いこなせている人は多くないと思いますね。

なぜかというと、その資格で職を得るとなると、サプリメントを販売しているお店の従業員になる可能性が高いですね。そうするとお店に並んでいるサプリメントをいかに売るかということを求められますから、場合によっては本当に知られるべき情報を出せないということにもなる。実質的に販売員になってしまうわけです。

――本書で書かれているように、サプリメントは堂々と効果をうたうような広告とともに実に様々なものが販売されています。田村さんの感覚として、パッケージに記載されている通りの栄養素が入っていて、きちんと体に吸収されて、という「まっとう」なものは何割くらいある印象ですか?

田村:私の感覚では半分もないだろうという感じです。

――なぜ、こんなことになっているのでしょうか。
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