CMを見てサプリメントを買うな!正しいサプリ選びのポイントは? (4/4ページ)

新刊JP

よく聞いたことがない新素材をCMで打ち出しているのを見かけますが、ああいうのはひとまず忘れて大丈夫です。今まで摂取したことがない新素材ということは、一生摂取しなくても問題ないんですよ。今のところ生きられているわけですから。

もっと基本のところで、「必須栄養素」と言われる、食べないと死んでしまう栄養素が足りていない人がたくさんいる。そういう栄養素を中心に構成されているものの方がおすすめです。

――「新素材」と言われると気になりますが、買う必要はないと。

田村:とりあえずは買う対象から外していいと思いますよ。サプリメントの広告についてもう少し言えば、誇大広告も目立ちます。

薬ではないものについて、パッケージや広告に効果効能を書いてはダメだと薬機法で定められています。景品表示法でも、実際よりも著しく優れている様な表記が禁じられています。ということは、サプリメントのパッケージに「これでみるみる脂肪が燃焼して…」などと書いた時点でアウトなんです。そういうサプリメントがあったとしたら、それは法律を守る意思がないと言っているのと同じであって、そんな業者が消費者のためにいい商品を作るはずがない。

最近も「ブロリコ」というブロッコリーの成分を使ったサプリメントが景品表示法に抵触して消費者庁から措置命令を受けていましたが、こういうケースが今頻発しています。

――お話をうかがってサプリメント業界の今後を心配していましたが、消費者庁が目を光らせているとなると、広告や品質についての問題は改善されていく方向にあるのでしょうか。

田村:政府の取り組みという意味ではいい方向に向かっているとは思います。消費者庁のホームページに書かれているように、明らかに制度に違反している製品は売上の3%を課徴金として徴収されます。売上の3%といったら大打撃ですから、メーカー側の姿勢は今後正されていくのではないかと思います。

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