山口百恵・桜田淳子・森昌子ほか伝説の「三人娘」秘話公開 (2/4ページ)

日刊大衆

力が強かったひばりサイドが、他の2名を立てていたのかもしれません」(前同)

「三人娘」と呼ばれ、心を許せる親友同士になった3人だが、どうしても周囲は芸歴が長いひばりを特別扱いしがちだった。だが、他の2人との間に溝はなかった。「今以上に特殊な世界だった当時の芸能界で、同年代の友達は、ひばりさんにとって大切なものだったと思います」(前出の石川氏)

 同じ37年(昭和12年)生まれの3人には、いくつもの共通点があった。「少女時代から歌で家計の一部を支えていたことが一つ。また、結婚に失敗したこと、そして、身内に苦しめられ、どん底を経験したことも共通しています」(スポーツ紙記者)

 ひばりは19歳の頃に、バックバンドのマスターである小野満と婚約するも、しばらくして関係を解消。「その数年後に、対談で出会った小林旭さんに夢中になるんです」(前同)

 どうしても結婚したかったひばりは、ある超大物に相談する。「当時、後見人だった山口組の田岡一雄三代目組長です。三代目は小林宅を訪ね、“天下のひばりが惚れたと言うとんのや。男冥利に尽きるやろ”と結婚をプッシュしたといいます」(同)だが、この結婚生活は短期間で破綻。以後、彼女は独身を貫くことになる。また、ひばりは、弟の反社会的な行動により、『紅白』から追放され、全国のホールから締め出しを食うなど苦しい時代を過ごす。

■いづみ、チエミもどん底を経験

 いづみは、61年(昭和36年)に米国人男性と結婚。一児(タレントの朝比奈マリア)をもうけるも離婚。2度目の結婚も失敗した。「雪村さんは母親の浪費癖に泣きます。豪邸を建てたうえ、彼女に無断で、家賃収入目的にアパート、さらに自分の再婚相手の医師のために病院を建てたんです。さすがに娘の収入だけでは賄まかないきれず、多額の借金をすることになります」(同)

 最も悲劇的だったのは、チエミだろう。

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