山口百恵・桜田淳子・森昌子ほか伝説の「三人娘」秘話公開 (3/4ページ)

日刊大衆

「映画の共演で知り合った高倉健さんと相思相愛になり、59年(昭和34年)に結婚。幸せな毎日を過ごしていました。そこに、あるとき、義理の姉だと名乗るA子が現れ、以後、不幸の連鎖が始まります」(全国紙記者)

 この異父姉は、スターである妹へ、計画的に近づいたのだった。「A子はチエミさんの信頼を得て、付き人兼家政婦的な立場に収まります。そこから、夫婦が互いに不信感を抱くように、双方にでっち上げの中傷を吹き込み、別居に追い込みます。また、財産を横領し、チエミさん名義で億単位の借金までするんです」(前同)

 この件で、チエミは、「これ以上、迷惑をかけられない」と離婚を決意。また、その前には自宅が全焼する悲運もあった。「訴えられたA子は実刑判決を受けました。もともと酒豪だったチエミさんは以後、酒量がさらに増加、それが早すぎる死につながるわけです」(同)

 その後、登場したいくつかの三人娘の中で、まず、特筆すべきなのが南沙織、小柳ルミ子、天地真理だ。なぜなら、彼女たちは“アイドル”の礎を築いた存在なのである。「もともと“アイドル”という言葉は、プロデューサーの酒井政利氏が71年(昭和46年)に南沙織を手掛ける際のコンセプトとして用いた言葉。つまり、彼女こそがアイドル第1号なんです」(レコード会社社員)

 そして、同期デビューの小柳ルミ子、天地真理とともに、新たな「三人娘」と称されることに(後年、便宜上「新三人娘」に)。

「南は、写真1枚でスカウトされた天然素材。ルミ子は、歌手になるために宝塚音楽学校に入り、首席で卒業した努力家。天地は、音楽高校に通い、ピアノや声楽を習ったエリート。経歴は三者三様でした」(芸能記者)

 キャラクターも違った。「ルミ子は、しっとり歌い上げる清純派。天地は、ヒラヒラの衣装で歌う典型的なアイドルの元祖です」(前同)南には、ニューミュージックの色があった。

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